寝相で分かる深層心理

パーソナルジム代表の西田です。

今回は、少し心理学もお伝えしてします。

人は寝ている時が一番無防備だという。

その無防備に寝ている時の姿勢が、その人の性格を表すと言われています。
「仰向けがいい」「横向きでないと眠れない」「うつ伏せが安心する」

しかも、その時の心理状態で一番居心地のいい寝姿を選ぶので心理状態も表す。

代表的なものでは、アメリカの精神分析医サミュエル・ダンケル氏、イギリスのサリー大学のクリス・イドジコウスキー教授がそれぞれ行った研究がある。

自分や相手の寝相を観察することで、自分の隠れた本性や家族の隠された心理を見つけてみてはいかがでしょうか?
▼仰向け型(大の字の姿勢)仰向けになって手足を伸ばして眠る。
仰向けになる手足を伸ばして堂々と寝る人は、オープンな性格の自信家だそうです。
王様型とも呼ばれます。自分に注目を集めるのが好きなタイプで、子どもやタレントに多く見られます。
子供のころに親の愛情をたっぷり受けのびのび育った人や個性的な人に多い寝相です。
▼仰向け型(気をつけの姿勢)仰向けでも手足を広げずに”気をつけ”のような姿勢で眠る。
おとなしく、思慮深い人に多いんだそうです。
騒ぎ立てることを嫌い、規律正しい行動をとるタイプです。

▼横向き型(手を足のほうに伸ばしている)横になって手を足のほうに伸ばして寝る人は、外交的で大勢でいることが好きなタイプに多い。
くよくよしない性格で知らない人ともすぐに打ち解ける。
ただし、よく知らない相手に対しても打ち解けてしまうので人に騙されやすいという欠点もあります。

▼横向き型(手を前に伸ばしている)同じ横向きでも手を前に伸ばして眠る人。
開放的な性格とは裏腹に疑い深く皮肉屋なタイプに多いんだそう。
優柔不断な面はありますが、いったん決めると決定を変えない頑固なタイプでもあります。
ストレスをあまり感じることなく、問題を上手に処理する能力も高いんだそう。

▼うつ伏せ型うつ伏せで寝る人はバンカー(銀行員)タイプとも言われています。保守的で支配的な人に多く見られます。大切なものを体で守っているのでしょう。
何でも自分中心でないと気が済まない反面、周囲に対して細心の注意を払う几帳面なところもあります。

▼胎児型胎児のように丸まった姿勢は防御の姿勢。
自己防衛本能の表れだと考えられています。
この姿勢で眠る人は、繊細で自分の殻に閉じこもるタイプに多いと言われています。寒いときや心理的ストレスが大きいときにする。

▼半胎児型胎児型までいかないまでも横向きで膝を少し曲げて眠る姿勢。
常識や協調性があり、精神面も安定している傾向があるようです。
この姿勢で眠る人は、規則正しい生活を大事にするため健康的な人が多いのも特徴です。右ききの人は右を下に、左ききの人は左を下にして寝ることが多い。

▼安らぎ型仰向けで両手を胸の上やお腹の上に組んで眠る。
胸に手を当てて眠るのは何かから身を守ろうとする心理が働いているため。
一見穏やかそうに見えて深刻な悩みを抱えている人に多いんだそうです。

▼抱きつき型何かに抱き付かないと眠れない。
寂しがり屋な性格の人がに多く、理想と現実のギャップに悩んでいる傾向があるんだそう。
また、慢性的な欲求不満に陥っているケースもあります。何かを抱きしめている寝姿です。理想通りにいかない現実にイライラしていることが考えられます。

▼ 囚人型手首や足首をクロスさせた姿は鎖に繋がれた囚人のようです。
抑圧されていることの表れであるこの姿勢は、日常に不安や悩みを感じている人に多いそうです。

▼スフィンクス型背中を丸めて膝まづいた姿勢で眠る。
子どもに多い寝相です。
日常生活のことが深層心理の中にあり、早く目覚めたいという意思の表れなんだそう。
無意識に眠ることを拒否しているため眠りの浅い人に多くみられるようです。