起立性調整障害自立神経系

岐阜県関市パーソナルジム  START 西田孝徳です。

今回は、貧血と似た症状についてのお話です。

いつもは、ダイエットや筋トレの話をしていますが、今回はダイエット以外のお話をしていきたいと思います♪

起立性調節障害自律神経系の異常で循環器系の調節がうまく行かなくなる疾患。

立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が上がり過ぎたり、調節に時間がかかり過ぎたりする。身体的要素以外に精神的、環境的要素も関わって起こると考えられている。
この時期は第二次性徴期とも重なり、体の様々な機能が大人へと変化していく時期です。

この変化は自律神経系にも起こるため、循環器系の調節がうまくいかなくなることがあります

。また、真面目で気を遣うタイプの子どもが起立性調節障害になりやすいと言われていますが、これはストレスをため込みやすいという精神的、環境的要素に関連すると考えられます。注意しなければいけないのは、あくまでも体の病気であり、本人が頑張ればどうにかなるということではありません。
「立ちくらみ」「疲れやすい」「長時間立っていられない」などです。また、朝起きられないことから、不登校になる割合も多いことが知られています。起立性調節障害小児の3分の2が不登校で、不登校小児の約半数が起立性調節障害を合併していたというデータもあります。

3つ異常当てはまり他の疾患がないのであれば起立性調節障害の可能性がある。
血圧や心拍数は起立直後にいったん上昇しすぐに回復するが、起立性調節障害ではこれがうまく行かない。
モヤモヤ病やQT延長症候群など命に関わる病気もある可能性もあるので要注意。他の疾患ではない除外が大事。
「新起立試験」を行う。新起立試験法とは臥位を保った状態と起立時および起立後の血圧・脈拍をそれぞれ測定し,その変化を明らかにする検査です。

ODの治療には大きく薬物療法と非薬物療法があります。薬物療法では昇圧薬であるミドドリン塩酸塩などを用いますが,これは治療効果に占める割合としては一部にすぎません。ODの症状を改善するには,生活習慣改善などの非薬物療法が重要な役割を持ちます。例えば散歩などの軽度の運動,水分や塩分の摂取,起立時には頭位を前屈させてゆっくりと起き上がるなどの行動を徹底することが大切です。
(1)起立直後性低血圧起立直後の血圧低下からの回復に時間がかかるタイプ。
(2)体位性頻脈症候群血圧の回復に異常はないが、起立後心拍の回復がなく上昇したままのタイプ。
(3)神経調節性失神起立中に急激な血圧低下によっていきなり失神するタイプ。
(4)遷延性起立性低血圧起立を続けることにより徐々に血圧が低下して失神に至るタイプ。
起立性調節障害の中で(1)、(2)が多く、(3)、(4)は少ない傾向にあります。しかし、(1)や(2)に引き続き(3)の神経調節性失神をおこしたり、経過中にタイプが変わることもあります。