起立性調節障害の改善方法

岐阜県関市 パーソナルジム  西田 孝徳です。

当ジムでは、姿勢改善やダイエット、筋トレに励まれる40代のクライエント様が多くいらっしゃいます。

今回は、前回の起立性調節障害の改善方法についてお話をしたいと思います。

目次

水分2L、塩分10gを目安に摂る

起立性調節障害の子どもは、血液量が少ないので、循環している血液量を増やすために、水分と塩分をしっかりと摂りましょう。目安としては、食事以外に2Lの水分と、食事を通して10gの塩分です。1日3食、おいしいと感じる味がついている食事をすれば1日7g程度の塩分は摂れていますが、起きられずに朝食を抜かしてしまうとその分不足してしまうので、意識的に塩分を摂るようにしましょう。

日中は寝転がらない

自律神経系は、人間が活動をしやすいように、様々な体の状態を調節しています。起床後もゴロゴロしていると、自律神経系がそのゴロゴロした姿勢にあうように体を調節します。すると、さらに起立しづらくなるという悪循環を生むので、日中は体を横にしないようにしましょう。立ち上がることはできなくても、座ったり、どうしても寝たい時は上半身をあげるようにするなどして頭の位置を心臓よりも高くし、高い位置に血液を送るための調節を自律神経が忘れないようにすることが大切です。

起立するときはゆっくり立ち、長時間の起立はできるだけ避ける

起立性調節障害の子どもは立ち上がるときの調節が苦手なので、急に立たずにゆっくり立ち上がり、うつむきながら起立して最後に頭を上げるようにします。長時間同じ姿勢で起立していると下半身に血液がたまり、頭の血液が不足がちになります。できるだけ避け、どうしても立っている必要があるときには、足を動かしたり、クロスさせたりしましょう。下半身にたまっていた血液を筋肉で押し戻すことができます。

ストレスコントロールをする(周囲の協力が重要です)

起立性調節障害は自律神経系の病気で、自律神経系は心の影響を受けやすいので、ストレスは症状悪化の大きな要因になります。

症状がひどく学校に行けないことを子どもたちは非常につらく感じています。その苦痛を理解し、頑張っていることを評価することがとても重要です。「午後からなら登校できる、行事や部活動なら行ける、遊びになら行ける」などは体調が万全でないときの起立性調節障害の子どもには良くあることです。心の負担なくこれらができるように、症状があっても充実した生活ができるように、周囲で協力して見守りましょう。コルチゾールには抗ストレス作用の他に血糖調節作用や脂肪分解促進作用、抗炎症作用などがあります。ただし、コルチゾールの分泌は短期間のストレスには対応できますが、長期のストレスや、複数のストレスが一度にかかった時には、対処しきれなくなりいわゆる「副腎疲労」の状態となります。
「副腎疲労」の状態では例えば慢性炎症が体内に存在してもコルチゾール本来の作用である抗炎症作用が低下するため炎症がくすぶることとなります。
次に自律神経系ではストレスに対して、交感神経を優位にさせることによりアドレナリンを放出します。
このアドレナリンの作用により血圧を上げ、脈拍をあげ、そして血糖を上げます。この反応のおかげで私たちの先祖は、狩りでもうまく収穫ができたり、危険を回避したりすることができたのでしょう。
そこにストレスが持続したり、大きなストレスが一度に加わる場合は自律神経の失調を起こすようになり、その一症状が起立性調節障害と考えられています。
自律神経系や内分泌系がそれぞれ単独で働くことはなく、どのような状況においてもストレス下では相互作用を及ぼしながら調節していると考える方が自然です。副腎疲労と起立調節障害も同時に共存するケースが多くあります。

ですから起立性調節障害と診断された場合も副腎疲労がベースにあると考えた上で、副腎のケアを念頭に置いた食事療法や場合によってはサプリメントなども効果が期待できると思います。
治療への第一歩は「知ること」です。まずは一度検査を受けて自分の状態を確かめてみませんか?起立性調節障害は、単に自律神経の病気ではなく、他にもいくつかの原因が関係しています。その原因を明らかにするため、当院では以下の検査を行うことができます。


唾液中コルチゾール検査遅延型フードアレルギー検査毛髪重金属検査有機酸尿測定
これらの検査を行うことにより、身体の中に何が起こっているのかを詳しく知ることができます。まず、最初に「唾液中コルチゾール検査」を提案しています。