睡眠不足によって、仕事・美容・運動への影響

岐阜県関市パーソナルトレーナーの西田孝徳です。

今回は睡眠不足による体の影響について、投稿します♪

1、生産性(ワーキングメモリ)が低下する睡眠の質(睡眠の短さも含む)が悪くなるにしたがって、一時的に覚えられていることが減っていきます。
また、反応スピードも遅くなっていきます。睡眠不足による体へのダメージは体に残り続けます。
これだけではありません。
パッと見たものを認識して理解する認知能力も下がります。

このように睡眠不足によって作業記憶の低下 + 反応スピードの鈍化 + 認知力低下 = 生産性の大幅な低下、と言っても差し支えないでしょう。

2、 集中力が低下してミスが400%増加する(反応スピードが下がる)たった6時間睡眠でも10日間続けていると、8時間睡眠の人よりも約4倍ものミスをすることになると報告されています。

実際にイギリスでサマータイム開始1週間で交通事故率10.8%増加したことを考えると、睡眠不足によりミスが増加しやすいことは事実として受け止められるかと思います。

3、 記憶力が落ちる(睡眠で記憶定着)記憶にはいくつか種類がありますが、睡眠不足により全て低下すると考えられます。

睡眠中に記憶の定着が促されると言われていますが、この機会がなくなってしまうからです。
なお、記憶の定着には「眠り始めの3時間が大事」と言われることがありますが、睡眠の終わりのほうに現れる眠りによって処理される記憶もあるので、いくら眠り始めの3時間を良質なものにしても睡眠が短いと弊害が出てくる恐れが大いにあります。

4、 運動パフォーマンスが低下する運動技能の定着は、睡眠の終わりのほう(4周期目のノンレム睡眠第2段階)にされると報告されています。
そのため、睡眠時間が短いと練習した内容が定着しにくくなるので、パフォーマンスを上げるのが難しくなります。
さらに、睡眠時間が短いと運動中に怪我をしやすくなるとも報告されています。

5、 顔のしわ・シミが増加する&魅力が低下する8時間睡眠をとった翌日、6時間睡眠を5日間続けると、
しわの数が45%増えるシミの数が13%増える赤みが8%増える自分自身の魅力が33%減ったと感じる自尊心が20%減ったと感じるなどなど美容への悪影響があり、自分への魅力を失ってしまうほどとのことです。
また、別の実験では、睡眠不足になると他人からの評価が、
健康:8.4%減魅力:3.8%減疲れ:12.4%増などのように悪くなってしまうとも報告されています。