岐阜県関市パーソナルジム 西田 孝徳です
今回は、ダイエットなど食事指導などを行っており、野菜などの体に良い食材を食べているのにお腹が張ってしまう人のお話をしていきたいと思います。
SIBOとは本来、小腸内の細菌数は少なく維持されているが、何らかの原因により小腸内で細菌が異常増殖している状態のこと
~症状~
腹痛、腹部膨満、下痢、おなら、消化不良、関節痛、ニキビ、発疹、湿疹、疲れやすさ、栄養失調など
・脂質を受け付けない
・脂質の多い食事で下痢をする、体調が悪くなるなどの傾向があります。
~検査~
呼気検査
ラクツロース検査(ラクツロース:ガラクトースとフルクトースを結合した二糖類)などで分かります。
SIBOになりやすい原因としては様々ありますが、
主に
①抗生物質、農薬
②腸の蠕動運動低下
③胆汁酸低下
④消化能力低下
④甲状腺機能低下
⑤ストレス
⑥胃酸抑制剤なども上げられます。
~対策~
・ストレスを減らす
・薬の調整
・腸内環境改善
・甲状腺機能改善
・消化機能改善
・肝臓機能の改善
・PFCバランスの改善などが有効といわれております。
長期的な目的では、上記の内容がとても大切になってきますが、現在の状況も腸内で増殖した細菌の量なども調整していかなければなりません。その時の対症療法として、低FODMAP食という考え方も一つあると感じています。
低FODMAP食
なるべく腸内細菌に餌を与えないようにする食べ方
F(発酵性):味噌、納豆、発酵バターなど
O(オリゴ糖):豆、玉ねぎ、小麦、ニンニク
D(二糖類):(乳糖)牛乳、ヨーグルト
M(単糖類):はちみつ、果物
P(ポリオール)※糖アルコール:キシリトール
ただ、野菜を多く食べていけばよいというものではないので、しっかりとバランスと生活習慣などを見直しながら食事を変化させていけると良いですね。
ダイエットではしっかりバランスよく食べるのが一番の近道に最近は感じます♪